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オーラルケア 2026年7月14日 読了 約4分

口内炎(アフタ)って何で治すの?
治療法を論文で

ほおの内側や舌のふちに、白っぽくくぼんだ痛い口内炎。多くは「再発性アフタ性口内炎」と呼ばれ、しみて食事がつらいもの。何で治すのが正解なのか、研究をもとに整理します。
先に結論

アフタ性口内炎の多くは1〜2週間で自然に治りますが、痛みを和らげる治療は役立つと報告されています。システマティックレビューでは、患部を覆う被覆材(バリア材)や塗り薬タイプ、そしてレーザー治療が痛みの軽減に有用だったとまとめられています。まずは刺激を避けつつ、つらければ歯科・薬局で相談を。

出典:Parra-Moreno FJ, et al. Treatment of recurrent aphtous stomatitis: A systematic review. Med Oral Patol Oral Cir Bucal. 2023 PMID: 36173717

タイプ別・口内炎ケアの考え方

アプローチねらい目安
被覆材(貼るパッチ・保護膜)患部を覆い刺激から守る食事前などに
塗り薬・ゲルタイプ痛み・炎症をやわらげる1日数回
低刺激の洗口液お口を清潔に保つしみない範囲で
栄養・体調ケア再発しにくい土台づくり睡眠・食事を整える

※広い範囲・2週間以上治らない・繰り返しがひどい場合は、別の病気が隠れていることもあります。自己判断で長引かせず歯科・医科へ。

Q結局、何をすれば早くラクになりますか?
A
現役歯科医師が回答まずは刺激を減らすのが基本。辛いもの・熱いもの・とがった食べ物を避け、患部は歯ブラシで強くこすらないこと。そのうえで、貼るタイプの被覆材や塗り薬で覆うと痛みが軽くなると報告されています。つらさが強い・長引くときは、レーザーなど歯科での処置も選択肢です。
数字で見る:治療で痛みはどう変わる?
出典:Parra-Moreno 2023 システマティックレビュー(Med Oral Patol Oral Cir Bucal)PMID:36173717。17件の研究をまとめた報告。痛みの評価法は研究ごとに異なります。
−8.1
レーザー治療での痛み減少と報告
−6.3
被覆材(バリア材)での痛み減少と報告
17
レビューがまとめた研究の数
被覆材(バリア材)の痛み減少
約−6.3点
レーザー治療の痛み減少
約−8.1点
こんなときは受診を

2週間以上治らない・どんどん大きくなる・何個も同時にできる・全身の不調を伴う——こうした口内炎は、ただのアフタではない可能性があります。市販薬でしのぎ続けるより、一度歯科や医科で診てもらうほうが安心です。とくに再発を繰り返す場合は、背景の見直しも大切です。

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タイプ別に選ぶ つらい口内炎のセルフケアを選ぶ
口内炎パッチ・軟膏
患部を覆って刺激からガード
ビタミンB群サプリ
再発しにくい体調ケアの一助に
低刺激の洗口液
しみにくくお口を清潔に保つ
※価格・在庫は各サイトでご確認ください。上記は商品タイプ別の検索リンクです(広告)。症状が強い・長引く場合は受診を優先してください。
覆って守るだけでラクになる

アフタ性口内炎の痛みは、患部が食べ物や歯にあたって刺激されることで強くなります。被覆材や塗り薬でそっと覆うだけでも当たりがやわらぎ、食事や会話がしやすくなると報告されています。特別なことをしなくても、"刺激から守る"という一手間で毎日のつらさを減らせるのは手軽なメリットです。

まとめ

※本記事は公開されている学術論文をもとにした一般的な情報提供であり、特定の治療・製品の効果を保証するものではありません。気になる症状がある場合は歯科医院にご相談ください。

参考文献

  1. 1. Parra-Moreno FJ, Egido-Moreno S, Schemel-Suárez M, González-Navarro B, Estrugo-Devesa A, López-López J. Treatment of recurrent aphtous stomatitis: A systematic review. Med Oral Patol Oral Cir Bucal. 2023;28(1):e87-e98. doi:10.4317/medoral.25604. PMID: 36173717. PubMed

出典はPubMed収載の書誌情報にもとづき、バンクーバー方式(ICMJE)で記載しています。