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歯周病が治った後のメンテナンスって
必要なの?
がんばって歯周病の治療を終えたのに、「これからも定期的に来てくださいね」と言われて、正直「もう治ったのに?」と思った方へ。実はこの治療後のメンテナンス(SPT)こそ、歯を長持ちさせる本当の勝負どころです。
先に結論
歯周病治療のあとに続ける定期メンテナンス(SPT/サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)は、歯の保存に寄与すると報告されています。治して終わりではなく、その状態を「維持する仕組み」を持つことが、抜歯を減らすカギです。
出典:Manresa C, et al. Supportive periodontal therapy (SPT) for maintaining the dentition in adults treated for periodontitis. Cochrane Database Syst Rev. 2018 PMID: 29291254
なぜ「治った後」も通うのか
歯周病は、原因である歯周病菌が完全にゼロになる病気ではありません。治療で炎症が落ち着いても、日々の歯みがきで取りきれない汚れは必ず残り、深いポケットの底では再びくすぶり始めます。SPTでは、定期的にプロがその「取り残し」を除去し、歯ぐきの状態をチェックして、悪化の芽を早いうちに摘みます。いわば再発の見張り番です。放っておくと、せっかく安定させた歯ぐきがまた崩れていってしまいます。
Qどのくらいの間隔で通えばいいですか?
A
現役歯科医師が回答多くの方は3〜4ヶ月に1回が目安ですが、これはリスクによって変わります。深いポケットが残っている方や喫煙者は短め、状態が良く安定している方は長めでもOK。大事なのは「もう治ったから」と自己判断で通院をやめないこと。治療で得た良い状態は、SPTという仕組みでこそ守られます。歯みがきの自己流のクセを直してもらう場としても、ぜひ活用してください。
「治ったから」で通院をやめると…
歯周病は原因菌がゼロになる病気ではなく、日々のみがきで取りきれない汚れが深いポケットの底で再びくすぶり始めます。自己判断でメンテナンスをやめると、せっかく安定させた歯ぐきがまた崩れ、抜歯につながることもあります。
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続けるほど「守れる仕組み」になる
治療後のSPTは歯の保存に寄与する、と報告されています。定期的にプロが取り残しを除去し、悪化の芽を早めに摘むことで、治して得た良い状態を長く維持できます。歯みがきのクセを直してもらう場としても役立ちます。
まとめ
- 治療後のSPT(定期メンテナンス)は歯の保存に寄与すると報告
- 歯周病は再発しやすく、SPTは再発の見張り番
- 間隔はリスク次第。自己判断で通院をやめないのが鉄則
※本記事は公開されている学術論文をもとにした一般的な情報提供であり、特定の治療・製品の効果を保証するものではありません。気になる症状がある場合は歯科医院にご相談ください。
参考文献
- 1. Manresa C, Sanz-Miralles EC, Twigg J, Bravo M. Supportive periodontal therapy (SPT) for maintaining the dentition in adults treated for periodontitis. Cochrane Database Syst Rev. 2018;1(1):CD009376. doi:10.1002/14651858.CD009376.pub2. PMID: 29291254. PubMed
出典はPubMed収載の書誌情報にもとづき、バンクーバー方式(ICMJE)で記載しています。